
こんにちは、公認会計士・税理士の永井です。
この度、2024年4月から受講開始した株式会社東京アプレイザル主催『資産税実務大学2024』の全43日間の講義を全て受講完了し、修了したことを報告させていただきます。

今回、税理士の笹岡宏保先生による『資産税実務大学2024』を受講することにしたのは、今後事業承継を含めた資産税(相続税・贈与税)に関する業務の重要性が益々高まっていくと考えているのと、全43日間というボリュームのある講義をきちんと受講する時間を確保できるのは開業初年度のこのタイミングしかないと考えたためです。
以下のとおり、多い時は月に5日や6日というハードなスケジュールで、前の講義の復習が終わらないうちに次の講義が始まってしまったりと心が折れかけることもありましたが、何とか踏ん張って全日程を受講完了することができました。

講師の笹岡先生は税理士の業界では非常に高名な方で、昨年は東京国際フォーラムという大きな会場で行われた東京税理士会の研修会の講師も担当されていました。
資産税に関する著書も多数あり、私が以前とある国税OBの方とお話した際に、国税職員の間で笹岡先生の書籍は通称「笹岡本」と呼ばれ、課税庁の実務の参考にも供されていると聞いたこともあります。
そんな笹岡先生の講義を生で聞けるのは大変貴重な機会で、実際に講義の中身はとても濃く、昭和の税制史から最新の実務トピックまでを広く横断し、裁判例・裁決例を深く掘り下げて実務の核心に迫る、毎回が目から鱗が落ちっ放しの内容でした。
そのため、講義を受ける時間と同じぐらい復習にも時間がかかり、最終的にこの一年間の4分の1ほどの時間を資産税実務大学の受講と復習に費やしました。
ただし、その費やした時間に見合った一生ものの知識を得ることができたと思います。
もし資産税実務大学を受講していなかったら実に多くのことを知らないまま実務に携っていたと思うと、非常にゾッとします。
最後に、笹岡先生や東京アプレイザルの方々には大変有意義な時間を提供してくださったことに厚く御礼申し上げます。この一年間、本当にありがとうございました。
資産税実務大学を修了したことは私にとって少なからぬ自信になりましたが、これでゴールということではなく、今後も弛まぬ研鑽を続けて参ります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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